2016年12月16日

ALABAMA SHAKES(アラバマ・シェイクス)JAPANツアー2016@堂島リバーフォーラム

彼らを知ったのは、チラシだったかネットだったか・・・

普段はそれほど気にも留めないであろうニュースに、たまたま目が留まった。

「第58回グラミー賞 4部門受賞」の文字。


そして彼ら(正しくは彼女か)のルックスに驚く。

彼らの名前はALABAMA SHAKES(アラバマ・シェイクス)。




ちょっと興味がわいたのでYoutubeで動画を探して観てみて驚愕。

ボーカル&ギターのブリタニー・ハワードの第一声に、一発でやられました。




そして早速最新アルバムを購入。

ソウルフルでオールドっぽさがあって、ロックっぽさもありブルースの匂いもするALABAMA SHAKES(アラバマ・シェイクス)の音楽にのめり込んだ。


そして2016年12月15日(木)、大阪の堂島リバーフォーラムでのライブに行ってきた。


初めて行く会場で、調べるとロッカーも無く(当日クロークが設置された)、音響もどんなものか解らないし、色々と不安もあった。


年齢層も幅広く、じっくり聴きたいタイプと騒ぎたいタイプと客層も色々だったように思う。


最初その色々なタイプの空気感に、自分がどう楽しめばよいのか戸惑ったがメンバーが登場し、ボーカル&ギターのブリタニーの大きな体(ギターがちっちゃく見える)とチャーミングな笑顔を見て、そんな戸惑いは無くなった。


ALABAMA SHAKES(アラバマ・シェイクス)の曲は、ミドルテンポからスロー、超スローの曲が多く、バンド経験者なら解ると思うが、スローテンポの曲をバンドで合わせる事は簡単ではない。

それが超スローテンポの曲になるとなおさら。

メンバーひとりひとりの、リズムの取り方や間、呼吸、イメージが合わないといけないのだが、彼らはビタッと合わせてくる。

むずかしい事は特にしていないが凄いバンドだ。



※スマホで撮ったので画質が荒いですが、ご了承ください。



そして輪をかけてすごいのが、ボーカル&ギターのブリタニー・ハワードの歌。

ひとりゴスペルをしているかのようなパワフルな歌唱力。

顔を激しく歪めながら歌う表情と貫禄たっぷりのアクション。

大きな体の奥底から絞り出すかのような表現力。




もう凄い。

何度も鳥肌が立ち、2度泣きそうになった。

人の歌、曲を聴いて涙する事なんてめったにないが、歌詞の意味もよく解らないのに泣かせるなんて。


もう次のリリースが楽しみだし、来日公演が待ち遠しい。

次も絶対行く。



------ALABAMA SHAKES(アラバマ・シェイクス)JAPANツアー2016 @堂島リバーフォーラム------

1.FUTURE PEOPLE
2.DUNES
3.RISE
4.GUESS WHO
5.HEARTBREAKER
6.BOYS & GIRLS
7.MISS YOU
8.SHOEGAZE
9.ALWAYS ALRIGHT
10.JOE
11.BE MINE
12.HOLD ON
13.THIS FEELING
14.GIMME ALL YOUR LOVE
15.DON'T WANNA FIGHT
16.GEMINI

~アンコール~
17.SOUND & COLOR
18.YOU AIN'T ALONE
19.OVER MY HEAD


文=Drum 細木 拓郎  


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2016年12月12日

上原ひろみ 『SPARK』JAPANツアー2016 @大阪フェスティバルホール

彼女の名前は知っていた。

何度かテレビで観たこともあった。

凄いアーティストだということも噂には聞いていた。

しかし、その当時は僕自身ポップ&ロックバンドで音楽活動をしており、『JAZZ』というジャンルに対して「ジャンル違い・難しい・神の領域」というような壁があり、聴く耳を持ち合わせていなかった。


そして、11年前に僕は音楽活動を終え数年ののち、ようやく音楽を楽しめるようになって数年後、これも敬遠していた夏の野外フェスティバル「サマーソニック2016」に行く事になった。

僕の一番大好きなバンド、RADIOHEAD(レディオヘッド)が出演するからである。

「どうせサマソニ行くなら、色んなライブを堪能しよう」ということで、2日共参戦。

その2日目に「その時間帯は他にお目当てがないし、せっかくだからこの機会に一度見てみよう。」ということで、上原ひろみのライブを観た。

「噂には聞くけど、どんなもんやねん。」といった、意味不明な偉そうな感情。

しかし、一発でそんな感情はぶち壊され、約40分のステージはあっという間に終わった。


上原ひろみのCDは持っていないし、曲もまったく知らない。

でも楽しめたし、自然と体が踊りだし、「もっと聴きたい!」とう感情になっていた。


そして調べると、日本ツアーがあることを知る。


そして迎えた12月10日(土)の大阪フェスティバルホール公演の初日。

このホールに来るのは中学1年生の時に、メタルバンドのJUDAS PRIEST(ジューダスプリースト)のライブに来て以来の25年振り。

まずは入り口前で撮影。




そしてロビーにはいって目の前の大階段に驚く。




クラシックコンサートも行われるホールとは知っていたが、2012年に建て替えられてよりゴージャスになったのか、「場違いなところに来てしまった。」と萎縮。

2階席に入るロビーも吹き抜けでキラキラと美しい。




そして席に着いてほっと一息。

客席を見渡すと、サマーソニックの時とは当然違って、年齢層も高め。

いったいどんな雰囲気になるのだろうかと不安な気持ちも、曲が始まってしまえば一発で吹き飛んだ。


この日のためにあえて曲を聴かず、情報も入れずに来たが、すぐに上原ひろみのピアノ、急遽代役として参加するアドリアン・フェローのベース、サイモン・フィリップスのドラムの一音一音に惹き込まれた。


※日本ツアー初日2016/11/16 EX THEATER ROPPONGIのライブの模様


途中彼女がMCで話していたが、やはりこのフェスティバルホールの音は素晴らしいらしい。

彼女曰く「音がポーンと円を描いて飛んで行く」だそうだ。

その感覚は残念ながら解らないし、めちゃくちゃ高度な音楽と技術で、これまた残念ながら訳が分からないが、トリオ3人が音で会話をしているような感覚、音で駆け引きをしているような感覚が随所に見られ、楽しさと驚きの連続。

時に立ち上がって弾き、時に踊りながら弾き、指や手首が捻挫するんじゃないかと思わせる、後ずさりさせられそうなパワフルなピアノであったり、胸にトーンと染み込んでくるような繊細な音。

彼女のアーティストとしての幅広さ、大きさを実感できたライブだった。


そして盛大なスタンディングオベーションで幕を下ろしたこのライブの余韻に浸って、物販へ。

このライブ程ではないにせよ、家でもこの余韻を思い出したいので、DVDを購入。

そのCD・DVDの物販の横では、Tシャツの物販があり、そこにはメンバー3人がそのTシャツを着た、ちゃめっけのある写真が。



彼女の音楽は、ひとくくりにしてしまえば『JAZZ』なのかもしれないが、全然とっつきにくい音楽ではなく、単純に楽しめる音楽だと感じます。

これからは彼女の活躍に注目し、またライブがあれば行こうと思う。


------上原ひろみ 『SPARK』JAPANツアー2016 @大阪フェスティバルホール------

第一部
1.SPARK
2.Desire
3.TAKE ME AWAY
4.INDULGENCE
5.DILEMMA

第二部
6.WHAT WILL BE,WILL BE
7.WONDERLAND
8.Move
9.WAKE UP AND DREAM
10.IN A TRANCE

アンコール
11.ALL'S WELL


文=Drum 細木 拓郎


  


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2016年11月20日

11月18日スタジオ


11月18日のスタジオ練習です。

https://youtu.be/uc3DrIteg9w

11月27日のライブに向けて練習中!

文=Guitar & Vocal 宮本 忠臣
  

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